南国

 

 

2003年の夏に分けていただいて蒔いた種達の他、南国産の植物の種達をこのページにて近況報告していきます。過去の写真は別ページにそれぞれまとめています。

 

今現在、蒔いてある種は、メキシコ・マンゴーリュウガンポメロ釈迦頭アコウグァバフクギゲットウパキラパッションフルーツジャボチカバテリハボクアテモヤライチ。(別ページも設けました。メキシコ・マンゴーリュウガンポメロ釈迦頭アコウグァバフクギゲットウパキラパッション・フルーツジャボチカバテリハボクアテモヤライチ

ガジュマルは芽出しに失敗しました。

 

あ、このページには、誤り・問題等もあると思います。勉強になりますので、お気づきになられましたら、メール掲示板で御教授ください。よろしくお願いします。

 

メキシコ・マンゴー

大きくなってます!スリップはあいかわらず・・。

(撮影2004年09月04日)

リュウガン(竜眼)

背は伸びないけど、葉が少し増えた。

(撮影2004年09月04日)

ポメロ

芽も根も伸びてます。

(撮影2004年09月04日)

釈迦頭(バンレイシ)

自力でまっすぐ立てません。

(撮影2004年09月04日)

アコウ・・・・・番外編

ちょっと伸びました。

(撮影2004年09月04日)

グァバ

でっかくなりました。もうすぐ剪定しないと・・。

(撮影2004年09月04日)

フクギ

全部で10枚になりました。本当にゆっくりです。

(撮影2004年09月04日)

ゲットウ

ぐんぐん成長というのがピッタリ?

(撮影2004年09月04日)

パキラ

順調に生育中です。

(撮影2004年09月04日)

パッション・フルーツ

花芽!!!・・・すぐ落ちた(涙)

(撮影2004年09月04日)

ジャボチカバ

葉の合計は12枚です。細いままです。

(撮影2004年09月04日)

テリハボク

育ってマス。根元にはジャボが出てきた!!

(撮影2004年09月04日)

アテモヤ

4本出てます。

(撮影2004年09月04日)

ライチ

順調に成長中。下から根が・・・。

(撮影2004年09月04日)

 

 

 

 

参考

マンゴー(ウルシ科)
学名 :Mangifera indica
英名 :mango
性状 :常緑高木(20〜30m)
原産地:東南アジア?
 
果実の中の種のようにみえるところは、モモなどと
同じく内果皮でこの硬い内果皮の中に種が1つある。
この内果皮を除いて、蒔くと発芽しやすいそうだ。
また、冷蔵庫などに入れて低温にあてると、発芽しない
ことがあるので要注意。

注1:耐寒性が低く、冬季は10℃以上に保つ必要あり。
注2:種蒔きから、開花まで10年以上かかる。
注3:小さな鉢植えなどでは、花がつかないらしい。

 →結論として・・・我が家では、難しいのか?

 

○用土は、赤玉6、腐葉土2、砂2

マンゴーの花

リュウガン(竜眼、ムクロジ科)
学名 :Euphoria longana
別名 :ロンガン、桂元、桂円
性状 :常緑高木
原産地:インド
 
○生食だけでなく乾果としても。乾果は竜顔肉・桂元乾と
 よばれる。漢方では強壮・鎮静薬として用いられる。
○ライチよりも耐寒性がある。花は黄白色の円錐花序を
 なし、花序には、単性花(雌性・雄性)や両性花
 (雌性花・雄性花)が咲く
 【↑これ大事w 単性花しか咲かないなら、育てない】
 

ポメロ(グレープフルーツ?、ミカン科)
学名  :Citrus paradisi 

英名  :pomelo、grapefruit
性状  :常緑高木
原産地:マレーシア〜ポリネシア(注1)
 

○グレープフルーツのことを別名 pomelo とよぶらしい。グレープフルーツは、一説には、ザボン(ボンタン、文旦)(学名 Citrus maxima [Citrus grandis ])とスウィートオレンジ(学名 citrus sinensis ) との交雑だとか、ザボンの枝変わりだとかいわれているようだ。日本で言うザボンも元来ポルトガル人などが日本に持込んだもので、ポルトガル語の zamboa、スリランカの言葉 jambola から来ている。よって、どちらも同じ種群に含まれていると考えてもよさそうだ。

 

注1:グレープフルーツの原産地は、西インド諸島と言われているが、ザボンが西インド諸島に持込まれた後、上記の交雑(ないし、枝変わり)が起こったので 原産地と呼ばれているようで本当の原産地は、アジアと考えるのが妥当のようだ。 

 

シャカトウ(釈迦頭、バンレイシ科)
学名  :Annona squamosa

英名  :sugar apple(シュガーアップル)

別名  :バンレイシ(番茘枝)、佛頭果、佛頂果、スイートサップ
性状  :常緑高木
原産地:西インド諸島
 

○果実の凹凸が釈迦の頭のに似るということから名づけられた。

 

○酸性土壌を嫌う=苦土石灰などを用土に施す必要あり。

○熱帯では、常緑だが、低温(5℃程度)に晒されると落葉し、休眠状態になる。その時の用土は、乾燥気味に管理する。

○用土は赤玉6、腐葉土2、砂等2

釈迦頭の実

ガジュマル(榕樹、クワ科)
学名  :Ficus microcarpa (F. retusa )

英名  :chinese banyan

別名  :ガジマル
性状  :常緑高木
原産地:インド、東南アジア、沖縄(北限は屋久島)
 

○多数の気根をだす。気根は地面に達すると支持根になる。多数の気根が絡み合う様はまさに熱帯植物。

○太陽を好むが耐陰性も比較的強い。

○耐寒性は強いが、適温は20〜30℃。0〜5℃程度まで耐える。

○用土は適度な水はけと保水性が確保できれば大概OK

○「妖精キジムナー」の住む木?

ガジュマルの実

コウ(赤榕、クワ科)
学名  :Ficus superba

別名  :アコギ、アコミズキ
性状  :半常緑高木
原産地:沖縄〜東南アジア
 

○栽培法は、ガジュマルに準じるとされる。耐陰性はあるが、基本的に強い陽光を好む。生育には、20〜30℃が適温だが、5℃にも耐え、室内で十分越冬可能。多湿を好むので、生育期は、用土の乾いたときに十分に与えるだけでなく、葉水も行う(冬は、やや控えめ)。水を切らすと下葉が落ちやすい。挿木・取り木による繁殖が可能。

 

○果実は、同属のイチジク同様に無花果で、球形状の花嚢は幹枝に群生する。熟すと食べられるらしい。(←重要

アコウの結実

グァバ(釈迦頭、フトモモ科)
学名  :Psidium guajava

英名  :common guava

別名  :バンジロウ(蕃石榴)、バンシルー
性状  :常緑小高木(3〜4m)
原産地:中南米
 

○グァバの葉は、グァバ(シジュウム)茶として利用される。葉には、抗酸化活性、抗肥満活性、抗アレルギー効果、美白効果、血糖値上昇抑制・・等の効果があるらしい。糖尿病に効くかも?

 

○土質を選ばない。耐塩性も持つ。

○比較的低温に強い(最低0℃)。

○用土は赤玉6、腐葉土3、砂1

グァバの結実

ゲットウ(月桃、ショウガ科)
学名  : Alpinia zerumbet

別名  :サンニン(沖縄での方言名)、アルピニア

性状  :常緑多年草
原産地:インド(九州〜南西諸島に野生化)
 

○高さは、2mにもなるらしい・・・鉢植えならば、大丈夫かな?

○耐寒性がある。0℃程度? 横須賀ならば地植えが可能か?

○種子の発芽には、20℃以上の高温が必要?

○アルピニアの名でゲットウの斑入り品種「キフゲットウ」が観葉植物として流通している。

 

○沖縄では、このゲットウの葉に餅を包んで蒸して食べることがある。結構メジャーで、ムーチーと言うそうです(「ムーチー=餅」か?)。一度食べさせてもらったが・・・笹餅という感じでしょうか?いい香りがして美味しいです。旧暦の12月8日に厄払いや健康祈願の為、歳の数だけ梁(はり)からつるしたり、仏壇などに供えたり、家族で食べたりといった風習があるそうです。〔ムーチービーサ(鬼餅寒)〕

○ゲットウには、消臭・抗菌・防腐効果がある。健胃薬や鎮吐薬のように民間薬として使われることもあるそうだ。また、独特の香りからか、かの有名なブルー・シール アイスクリームにも月桃アイスクリームなる物が存在するらしい。

ゲットウの花

フクギ(福木、福樹、オトギリソウ科)
学名  :Garcinia subelliptica

性状  :常緑高木(雌雄異株)
原産地:沖縄、台湾、フィリピン
 

○沖縄では、樹皮が黄色の染料に使われることがある。

○同属にマンゴスチン、タマゴノキ(キャニモモ)がある。ダイエット食品で話題になったガルシニア(Garcinia cambogia)も同属。・・・ということは、実が食べられるかも?沖縄では、コウモリがこの実を食するそうだ。

○耐潮風性を持つため、防風林・防潮林として植栽される。

○耐寒性は、やや低い。5℃程度?

フクギの結実 

パキラ(パンヤ科)
学名  :Pachira glabra

英名  :shaving-brush tree、guiana chestnut、cayenne nut、
     provision tree、water chesnut

性状  :常緑高木
原産地:南アメリカ(メキシコ、コスタリカ)
 

○同属のパキラ・アクアティカ(Pachira aquatica )は、種子が食用にされている

 生食あるいは炒って食べることができるらしい。

○幹の基部が膨らむのが特徴のパキラだが、挿木や取り木による
 増殖を行ったものは幹の基部が膨らまない。
○最低温度は5℃程度まで耐える?

 

クダモノトケイソウ(果物時計草、トケイソウ科)
学名  :Passiflora edulis
別名  :パッションフルーツ、ショクヨウトケイソウ
英名  :Passion fruit
性状  :常緑つる性低木
原産地:ブラジル
花言葉:7月6日「聖なる愛」(トケイソウ)

 

○栽培用土:赤玉土6、腐葉土3、砂1

○水やり:水切れしないようにたっぷり

○肥料:毎春、玉肥を4号鉢で2個程度

○日照:日当たりの好い所

○耐寒性:最低3〜4℃以上が望ましい。

○樹形:鉢植えならば、あんどん仕立て

 

ジャボチカバ(フトモモ科)
学名  :Myrciaria cauliflora
別名  :キブドウ
英名  :jaboticaba 
性状  :常緑小高木(10m)
原産地:ブラジル南部
 

○幹から直接開花・結実する幹生果 

○収穫後の傷みが早く輸送に向かない。

○果実は見た目も味もブドウに似る。

○根が少ないので、倒れやすい

○栽培用土:水はけのよいもの

○水やり:乾燥に弱いのでこまめに水やり

○日照:日当たりの好い所

○耐寒性:比較的強いらしいが・・・。

○挿木、取木、接木などで繁殖した苗が流通。

 

テリハボク(照葉木、オトギリソウ科)
学名  :Calophyllum inophyllum
別名  :ヒイタマナ(ヤラボ、ヤラブなどの方言名)
英名  :Arexandrian laurel
性状  :常緑高木
原産地:インド洋諸島,東南アジア,太平洋諸島などの熱帯の海岸

     日本では小笠原諸島など(種子は海流により散布される)
 

○防風林、防潮林や街路樹に利用される。 

○水やり:表面が乾いたら水やり、時折は葉水も必要。

○日照:日当たりの好い所

○耐寒性:10℃くらい必要か?

○繁殖は種子蒔きによる。

 

アテモヤ(バンレイシ科)
学名 :Annona atemoya hort.
別名 :カスタードアップル
性状 :半落葉性小高木
原産地:交配種
花期 :5〜9月
 

○バンレイシ(アティス)とチェリモヤの交配種
○両性花だが、雌雄異熟。人工授粉にもコツが必要。
○アルカリ性土壌を好む。

○比較的寒さにも強い(−1〜2℃?) 

 

ライチ(茘枝、ムクロジ科)
学名 :Litchi chinensis.
別名 :レイシ
英名 :leechee,lichi,litchi,lychee 
性状 :常緑小高木
原産地:中国南部
花期 :夏

 

○中国南部、台湾、東南アジア、ハワイなど熱帯〜亜熱帯地方で栽培されている。
○中国では紀元前より珍重され、楊貴妃の故事は有名。
○夏の直射日光には要注意。葉やけの恐れがある。
○9度以上が望ましいが、低温には比較的強い。
○酸性の用土を好む。

 

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